MyISBNのシステムを利用した第4弾です。700ページを超える大作の中身は、世界各国の『尊厳ある死』についての現状をアメリカ人ジャーナリストが詳細にレポートしたノンフィクションの日本語訳です。翻訳したのは、NHKでドキュメンタリードラマ化された『巻子の言霊』(柳原三佳著・講談社)の主人公でもある松尾幸郎氏。交通事故で全身麻痺となった奥様の介護を8年にわたって続ける中で、『尊厳ある死』について真剣に向き合い、この本を2年近く費やして訳しました。
誰にでも等しく訪れる『死』の問題について、今は元気でいる人たちにこそ、じっくり読んで考えていただければと思います。