2025年2月22日 / 最終更新日時 : 2025年2月22日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ7〉「馬から落馬」に要注意 「毎日の日課」 「上に上がる」 「違和感を感じる」 さて、これら3つに共通するのは…? もうおわかりかと思います。 3つの言い方はどれも、同じ意味の言葉を重ねる「二重表現」になっています。 「毎日の日課」は「日課」、「上 […]
2016年10月24日 / 最終更新日時 : 2016年10月24日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ6〉「~たり、~たり」の約束 「見たり聞いたり」というときの「たり」の使い方です。 二度目の「たり」を忘れていませんか。特に、長めの文章のときは要注意です。 〔改善前〕 伸びた枝を切ったり、趣味の日曜大工で小物を作るときに便利だ。 〔改善後〕 伸びた […]
2016年7月20日 / 最終更新日時 : 2016年7月20日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ5〉繰り返す「の」はイヤ わかっていながら、つい妥協してしまうのが「の」の繰り返しです。 許されるのは2回までと心して、別の言葉に置き換えます。 〔改善前〕 今年の忘年会の幹事の山田くんは~。 〔改善後〕 今年の忘年会の幹事である山田くんは~。 […]
2016年6月16日 / 最終更新日時 : 2016年6月16日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ4〉耳障りな「~が~が」「ことこと」 著者さまからお預かりした原稿を読んでいて、もっとも気になるのがこのふたつです。 内心「また出ちゃった、が~が~ことこと」って思っています。 「が」や「こと」を多く使うと、文章がくどくなったり、わかりにくくなったりするので […]
2016年6月16日 / 最終更新日時 : 2016年6月16日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ3〉修飾語の位置は適切か 「美しい」人、「きれいな」花、のように、文章では頻繁に修飾語を使います。 で、この使い方です。 いろいろ言葉を重ねて細かく形容しようとすると、修飾語が長くなり、いちばん伝えたい修飾語の印象が薄くなってしまうことがあります […]
2015年11月2日 / 最終更新日時 : 2015年11月2日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ2〉「~している」のは誰? 読点「、」の使い方ひとつで、文章の意味が大きく変わってしまうことがあります。 書き手は、自分がわかっているので気がつかないことが多いようです。 例えば、次のような一文です。 ----------------------- […]
2015年11月2日 / 最終更新日時 : 2015年11月2日 mariko 言葉のあれこれ〈推敲のコツ1〉カギカッコ内の文末に句点はいらない 文章中に会話文を表す「 」を使った場合、文末に句点「。」は不要です。 ------------------------------------- 〔改善前〕 「どうもありがとう。」 〔改善後〕 「どうもありがとう」 -- […]
2015年10月14日 / 最終更新日時 : 2015年10月14日 mariko カレラくん西伊豆の入り日 西伊豆・宇久須にある黄金崎は入り日がとても綺麗に見えます。 松崎あたりから北は道路も広く快適で、まさに夕陽とのランデブーランが楽しめます。 (話は違いますが、「ゆうひ」は「夕日」より「夕陽」のほうが「ゆうひ」っぽいですよ […]
2015年10月14日 / 最終更新日時 : 2015年10月14日 mariko 言葉のあれこれ〈文章のコツ4〉その「私」は必要ですか 文章を書く上では、まず主語をはっきりさせることが大切です。 しかし、文脈から明らかに行動の主(主語)がわかっているとき、何度も繰り返して使うと、 しつこい感じになってしまいます。 -------------------- […]
2015年9月23日 / 最終更新日時 : 2015年9月23日 mariko 言葉のあれこれ〈文章のコツ3〉「そんな…」は具体的な表現に 「そんな私に~」、「そんな景色を~」などと、つい使ってしまう「そんな○○」の言い方です。 避けられない場合もありますが、一種の「逃げ」の表現になってしまいます。 多くは言い換えが可能なので、ふさわしい言葉を考えてみます。 […]