作品のご紹介
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『解放行動の原理 ―主意主義的変革主体論の理路』 隈 栄二郎 著
本書は社会の抑圧機構に対する個人の抑圧からの脱出の手段を多角的に指南しています。まず方法論としての序論、引き続き、現実に個人がアクションを起こす下位体系と全体システムとの関係、ついで、下位体系内での限定的な「解放」、そして具体的な行為者の解放行動と、それが全体社会に引き起こす影響の社会過程。そして「差別」からの解放と続きます。社会学を研究している方はもちろん、興味のある方にもぜひとも読んでいただきたい専門書です。
・著者:隈 栄二郎
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2023年4月10日刊 ・四六判/326ページ ・定価:2,300円(税別)
〈ご依頼〉隈 栄二郎さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『錯雑 アズサの歌が流れて』 椎葉乙虫 著
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2008年、渋谷で大学院生の佐伯が泥酔し転倒死した。それを不審に感じ調べていた刑事が、9ヶ月後に同じ渋谷で酒酔いの上、事故死する。4年後の2012年、福岡で会社社長の死体が無惨な状態で発見された。難解と思われた捜査は3ヶ月後、精神異常者の投身自殺で幕を下ろす。だが、二人の息子たちは事件の解決に疑問を持ち、真相を究明するために立ち上がった。謎の歌姫アズサの存在とは……。若き刑事が真相を究明していく。
・著者:椎葉乙虫
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2021年10月1日刊 ・四六判/398ページ ・定価:1,500円(税別)
〈ご依頼〉椎葉乙虫さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『夜叉』 平野塔子 著
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短編作品を中心に紡いできた著者がショート・ショートを含む10品を1冊にまとめました。表題の『夜叉』は、主人公と義母の会話がスリリングで、ゾクッとする読後感が印象的。ほかに読者も最後まで騙されそうな『悲恋哀歌』、見開きで紹介の『女郎蜘蛛』、『あげまん』、『A型の男』など。
・著者:平野塔子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2019年2月10日刊 ・四六判/148ページ ・非売品
〈ご依頼〉平野塔子さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『小川を渡ることとは ~Crossing the Creek』松尾幸郎 訳
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本書は、アメリカのホスピスで数多くの終末期患者を看取り、その家族に長年向き合ってきた看護師、マイケル・ホルムス氏(2016年に死去)が執筆した書籍を、松尾幸郎氏(訳者のプロフィール参照)が日本語訳したものです。
死に向かう人々が誰しも通るプロセスを、家族や介護者がどうとらえ、どう向き合うべきかについて、実際の経験をもとにこれまでにない概念で記しました。
訳者の松尾氏自身も、交通事故で全身麻痺となった妻に8年間にわたって寄り添った経験を持ち、『巻子の言霊』(柳原三佳著)というノンフィクションとして出版され、後にNHKでドキュメンタリードラマ化されています。
・翻訳:松尾 幸郎、編集:柳原 三佳
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2018年10月20日刊 ・A4判/82ページ ・定価:1,000円(税別)
〈ご依頼〉松尾幸郎さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『乾坤一擲の戦い-高次脳機能障害者の俺は』高野憲一 著
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正面衝突される交通事故によって日常は一転。一命はとりとめるが「高次脳機能障害」「同名半盲」という重度の障害者となる。病院でのリハビリ訓練をはじめ、「毎日日記」やクロスワードパズルなど、脳のために良いことならばと数々の努力を重ね、病状は徐々に回復。しかし、待ち受けていたのは想像を絶する親族たちとの「戦い」だった。
自賠責保険や任意保険の金銭をめぐって、悪意のある行動を次々に起こす親族。守られるべきはずの「障害者」が、逆に陥れられ、裏切られ、孤立してゆく現実。離婚、裁判、会えない娘たち、当てにならない行政――。それでも生き抜いていく「乾坤一擲」の戦いのすべて。
・著者:高野憲一
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2017年11月刊 ・定価:2000円(税別)
『僕は、信号無視をしていない!』阿部智恵 著
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平成13年10月16日、家に鳴り響いた1本の電話は息子が交通事故で亡くなったという知らせだった。「事故の原因は、対向車の強引なUターンです。バイクに乗っていた息子さん側の信号は『青』。息子さんは悪くありません」警察官は事故直後、確かにそう説明した。ところがその後、事件が検察庁に送られるとなぜか事故状況が全く逆になり、息子が信号無視をしたことになっていた…。なぜこんなことが起こるのか? 息子の名誉を守るため、母は検察の理不尽な捜査と闘い続けた。しかし……。
何年経っても消えることのない、遺族の無念、悔しさ。本書は、真実をひたすら求めて闘った母の、寂しく苦しい15年間の思いと裁判の記録です。
・著者:阿部智恵
・Special Thanks:柳原三佳
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2017年5月刊 ・定価:1200円(税別)
『十月の悲雨(ひさめ)』椎葉乙虫 著
すべての始まりは十月、金木犀が香る夜の出来事だった。主人公・卓也が育ててくれた伯父に呼ばれて訪ねると、伯父の死体に遭遇。第一発見者として殺害容疑がかかるが、アリバイ成立で解放される。しかし、続いて4件の殺人事件が発生。「一寸気になるんですよ」との決めゼリフとともに卓也の推察が光り、事件の謎が徐々に紐解かれてゆく―。ミステリーに卓越した著者の第3弾です。
・著者:椎葉乙虫
・編集:扇田麻里子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:BookWay(ブックウェイ)
・2016年7月刊 ・定価:1500円(税別)
『巻子の言霊 ~尊厳ある死を見つめた夫婦の物語』柳原三佳 著
一瞬の事故によって奪われた穏やかな日々。理不尽な司法制度や医療制度、矛盾に満ちた保険業界の対応に直面しながら、夫婦は生と死の狭間で互いを思いやり、『尊厳ある死とは何か』という問いに向き合い、8年という歳月を生き抜いた……。NHKでドキュメンタリードラマ化された前作『巻子の言霊』(講談社・2010年刊)に、その後の4年間と永遠の別れ、そして加害者との最初で最後の対面までを加筆した完結編。
・著者:柳原三佳
・編集:扇田麻里子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:デザインエッグ株式会社
・2016年1月刊(POD) ・定価:1860円(税別)
『轟く雷 メディスン・マン ローリング・サンダーの気づき』 Sunbeam 著
インディアンの持つ世界観を描いた物語です。著者は「あとがき」で次のように記しています。「この物語は、私がかれこれ十五年ぐらい前に会った老人が発端の物語である。(中略)最近になって、あれを書け、早く書けと、老人がやってきてせかしているような気がして、残りを一気に書き上げてしまった」。老人とは、アメリカ・インディアンのメディスンマン(呪術医)であるローリング・サンダー。直接、本人と接して生活を共にした著者が、満を持してローリング・サンダーの言葉をつむぎます。著者のSunbeamという名は、ローリング・サンダーから授かったインディアンネーム。現代を生きる私たちに警鐘を鳴らします。
・著者:Sunbeam
・編集:扇田麻里子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:デザインエッグ株式会社
・2015年11月刊(POD) ・定価:2,225円(税込)
お読みいただくきっかけになればと思い、「あとがき」全文をアップしました。
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『デスティネーション』宮本 勉 著
小説はもとより、短歌、川柳、詩、随筆などを半世紀以上にわたって綴ってきた著者が、文芸誌に発表した10作品を1冊にまとめました。「人それぞれが苦役を負い、また懊悩を秘めながら生きている。その苦しみ悲しみを共有し、かつ互いに分散しながら生を全うできる人間が、結局は畢生の勝者になるのではと思っている」と医師である主人公が語る表題作「デスティネーション」ほか、心に染み入る作品の数々です。
・著者:宮本 勉
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2015年10月1日刊 ・四六判/328ページ ・書店流通なし
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『宇宙・物理・生物の新仮説』菊地真波 著
宇宙の仕組みはどうなってるのか? ブラックホールは存在しない? 生物の誕生の真の姿は?
理論の上に理論を重ねることによって進歩してきた物理学を、著者ならではの視点でひもといていきます。 著者とともに宇宙のなぞの真実に迫ってみませんか。
・著者:菊地真波
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2015年8月30日刊 ・A5判/176ページ ・定価:800円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『応神天皇の征服』高橋義雄 著
「日本の古代史には、多くの謎があることが知られている。(中略)仮説の検証過程でいわば、9つの謎が解け、新たな1つの謎が生まれた。しかし、新たな謎はすべて、合理的に説明できることが後日に判明した」(「はじめに」より)。税理士である著者が、英国史と比較しつつ皇室の歴史を明らかにし、統計的手法を駆使して古代史の闇を読み解いていきます。
・著者:高橋義雄
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2015年7月30日刊 ・四六判/304ページ ・定価:2,400円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『ジョークで知るモンゴル』オクチャブル・ツェレンジャルガル訳
モンゴルの人びとはジョークがお好き! それらを集めたら…という会話がきっかけで生まれた一冊です。翻訳はモンゴル国大使館に勤めるオクチャブル・ツェレンジャルガルさん。日本人に伝わりにくい箇所には丁寧な解説が付いています。思わずクスッと笑ってしまうジョークの数々に、モンゴルがグンと身近になります!
・訳:オクチャブル・ツェレンジャルガル
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2015年3月30日刊 ・新書判/184ページ ・定価:800円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『ともに前へ、ともに明日へ』服部宏幸 著
東日本大震災の発生直後に復興支援財団を設立し、さまざまな支援活動を展開してきた三菱商事。被災地の再生に向け、財団と24の事業者が力を合わせて取り組んだ軌跡を綴ります。2014年3月に急逝された安西水丸さんが支援活動の足跡を訪ねた「特別寄稿」も心に迫ります。
・著者:服部 宏幸
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2015年3月20日刊 ・四六判/248ページ ・定価:1,500円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『安らかな死を探し求めて ~In Search of Gentle Death~』 松尾幸郎 訳
世界各国の『尊厳ある死』についての現状をアメリカ人ジャーナリストが詳細にレポートしたノンフィクションの日本語訳です。翻訳したのは、NHKでドキュメンタリードラマ化された『巻子の言霊』(柳原三佳著・講談社)の主人公でもある松尾幸郎氏。交通事故で全身麻痺となった奥様の介護を8年にわたって続ける中で、『尊厳ある死』について真剣に向き合い、この本を2年近く費やして訳しました。誰にでも等しく訪れる『死』の問題について、今は元気でいる人たちにこそ、じっくり読んで考えていただければと思います。
・翻訳:松尾 幸郎、編集:柳原 三佳
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:デザインエッグ株式会社
・2014年11月3日刊 ・A5判/738ページ ・定価:7,992円(税込)
〈ご依頼〉松尾幸郎さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『不思議な電話』松田武信 著
夜霧に包まれた街角にひょっこりと現れた携帯ショップ。いぶかりながら覗いてみると“最新型の携帯電話”を勧められる。「どなたとお話になりたいかをお決めください」との店員の言葉に半信半疑になる主人公。その携帯電話とは……。鎮魂と再生の祈りを込めた長編小説です。
・著者:松田 武信
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2014年8月10日刊 ・四六判/160ページ ・定価:1,300円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『孤往記 愛おしき蒼さのなかで』馬場 駿 著
主人公の名は著者と同じで駿。でも全ては小説世界のこと。舞台は学生紛争があった頃の昭和。9歳で両親に捨てられた駿(19歳)が、家なし親なし金なし学歴なし、あるのは未熟な真っ直ぐさと少しの文才それに向学心だけというなかで、もがきながらも懸命に生きる姿を描きます。心が空っぽのコップのような駿に、何かを注ぎたい人達が次々に寄ってきます。駿が出会う5人の女性は皆人生の師。彼女たちもまた駿のきれいな青春に触れて変化していきます。誰のために独り学ぶのかというテーマも底流にあります。
・著者:馬場 駿
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:デザインエッグ株式会社
・2014年3月刊(POD) ・定価:2,268円(税込) ・お求めはこちら(Amazon)
〈ご依頼〉著者さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)・装丁
『ガラスの結婚指輪』山口博孝 著
旧制中学3年生の頃から文学を温(たづ)ねてあらゆる職業を転転としてきた著者の回顧録。戦中・戦後を背負い、バブル時代を生き抜いてきた著者が定年を迎えて見たものは……。
・著者:山口 博孝
・発行:株式会社新潮社 図書編集室
・2014年1月30日刊 ・四六判/208ページ ・定価:1,500円(税別)
〈ご依頼〉株式会社新潮社 図書編集室さま 〈担当内容〉本文デザイン
『春から始まる猫物語』扇田麻里子 著
写真とコメントでつづる、2001年春から始まる野良猫さんたちと我が家の猫たちの物語です。
長年温めていて、一部をブログにしたものを本として再編集しました。
・著者:扇田麻里子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・発行:デザインエッグ株式会社
・2014年1月刊(POD) ・定価:1,620円(税込) ・お求めはこちら(Amazonストア)
『読まれるための文章読本』扇田麻里子 著
当工房が制作しました。読みやすく、わかりやすい文章を書くための参考になればと思います。 Amazonのプリントオンデマンド(紙の本)または電子書籍でお読みいただけます。電子書籍はAmazonのKindleストアおよびiBookstoreにて発売中。iPhone、iPad、Android等でご利用できます。
・著者:扇田麻里子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・2013年3月刊(電子書籍)、2014年1月刊(POD)
・定価:238円(kindle版/税込)、1,134円(POD/税込) ・お求めはこちら(Amazonストア)
『言葉の積み木』大野千賀子 著
『婦人之友』誌とNHK学園に短歌を、同人誌に随筆を寄稿されていた著者さまの作品をまとめた一冊です。前半が短歌、後半が随筆のつくりで、いずれからも著者さまの温かくも鋭い洞察力がうかがえます。装丁の絵柄は京都のクリエーター木村山人さんの手によるものです。当HPの背景にも使わせていただきました。
・著者:大野千賀子
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・2012年9月15日刊 ・四六判/96ページ ・書店流通なし
〈ご依頼〉著者さま 〈担当内容〉原稿入力・編集・デザイン(DTP)・装丁デザイン
『知られざる国 オマーン 激動する中東のオアシス』森元誠二 著
駐オマーン日本国大使を務められた森元誠二さまが、3年あまりにわたって大使館のホームページに綴った通信を一冊にまとめた作品です。ご自身で撮影された美しい写真の数々と、ていねいな文章からオマーンという国がぐっと身近になります。 完成間近の頃には著者さまと連日深いやり取りが続きました。
・著者:森元誠二
・発行:株式会社アーバン・コネクションズ
・2012年7月30日刊 ・B5判/192ページ ・定価:1,500円(税別)
〈ご依頼〉株式会社アーバン・コネクションズさま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)・装丁デザイン
『瑠璃色の海』岡本 隆 著
長年にわたって小説を書き続けていらっしゃる著者さまが、同人誌に寄稿した小説の中から5本を選りすぐり、一冊にまとめました。卓越した文章に、読後じわっと感慨が残ります。題字と表紙・本文中の挿画はお孫さんが手がけました。おふたりをはじめ、資料探しなどを手伝ったご家族みなさんによる素晴らしい合作となりました。
・著者:岡本 隆
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・2012年7月30日刊 ・四六判/160ページ ・書店流通なし
〈ご依頼〉著者さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)・装丁デザイン・校正
『草取りの人生』杉原信一 著
著者さまは、IT時代の黎明期にアメリカと日本を行き来し、コンピューター業界の大いなる担い手となったおひとり。PC業界の某巨人との攻防には思わず引き込まれます。右上の写真はアメリカに渡ったばかりの頃の著者さま。この本を作るのがきっかけとなって、納戸の奥から思いがけなく見つかった貴重な一枚です。
・著者:杉原信一
・制作:出版工房オフィス・ミュー
・2011年11月16日刊 ・四六判/96ページ ・書店流通なし
〈ご依頼〉著者さま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)・装丁デザイン・校正
『我が豪快なる風天人生』岡崎末男 著
新聞販売業界歴51年、「親父」「大将」と呼ばれた著者さまの、文字通り豪快で破天荒(?)な半生の記録です。骨子となる原稿を元に、数回にわたってお会いし、お話を伺いながら原稿をまとめました。著者さまの販売網には驚くべきものがあり、書店流通させないにもかかわらず、あっという間に数千部が読者の手に渡りました。
・著者:岡崎末男
・発行:神谷書房
・2010年8月15日刊 ・四六判/96ページ ・定価:1,200円(税込)
〈ご依頼〉神谷書房さま 〈担当内容〉原稿執筆(聞き書き)・編集・デザイン(DTP)
『わが風変わりな人生』小川 学 著
トルストイの『わが懺悔』を読み始めたとき不思議な興奮がわき起こったという著者さまの、神秘的かつ深遠な半生の記録です。ほぼ完璧な原稿をいただき、読み進めながら、その内容にどんどん引き込まれていきました。装丁は専門家の手によるものです。
・著者:小川 学
・発行:(株)講談社出版サービスセンター(現・講談社ビジネスパートナーズ)
・2010年2月15日刊 ・四六判/196ページ ・定価:1,300円(税別)
〈ご依頼〉講談社出版サービスセンターさま 〈担当内容〉編集・デザイン(DTP)
『A Cup of Green Tea』二見貞夫 著
旅行会社を引退後、Peace Boat で海外を廻られた著者さまが、日本茶のすばらしさを海外の多くの人に知ってもらいたいと英語で綴った一冊です。英文を手がけるのは初めてでしたが、著者さまはじめ丸善の編集担当者さま、英語の専門家の方の厚意によりまとめることができました。
・著者:二見貞夫
・発行:丸善株式会社
・2008年12月刊 ・B5判/170ページ ・定価:1,700円(税別)
〈ご依頼〉丸善株式会社さま 〈担当内容〉編集・校正
『随想録』松尾泰伸 著
すべてのコラムが455文字ぴったり、B5判・全600ページ以上の壮大な随想録です。膨大な読書量に基づく書評や、化学・文学・医学などにまつわる逸話が、独特の視点から、ときにはユーモアや皮肉を交えて綴られています。著者さまは医学博士、クリニックの院長をされています。いったい、いつお休みになっているのだろうと思ってしまうほどの博識に感服です。
・著者:松尾泰伸
・発行:文藝春秋企画出版部
・2008年10月19日刊 ・B5判/624ページ ・書店流通なし
〈ご依頼〉文藝春秋企画出版部さま 〈担当内容〉編集・校正