PCやスマホで「おしょくじけん」と入力して変換してみてください。

「お食事券」と「汚職事件」、どちらが出ましたか。
私はお店紹介の原稿を書いていたこともあって、「お食事券」と出ます。

では、「けっこん」ではいかがでしょう。
「結婚」の人が多いと思いますが、時々「血痕」と出る人もいます。

日本語変換は学習機能があるので、正直に、その人がよく使っている漢字に変換します。
なのでちょっと怖いこともあります。

たとえば、次のようなとき。

「せんしゃのあとに」→「洗車のあとに」「戦車のあとに」

「しさつした」   →「視察した」「刺殺した」

「ふくしゅうする」 →「復習する」「復讐する」

「きゅうしのようだ」→「休止のようだ」「急死のようだ」

「いきしたとき」  →「息したとき」「遺棄したとき」

(あえてアブナイのを選んでみました)

最近の日本語変換は、文脈に応じて正しい漢字が出る精度がかなり高くなっていますが、上記のようにどちらもあり得るケースだと、誤変換を見逃してしまうこともあります。
入力しているときはその漢字しか頭にないので、まさか意図していない漢字が出るとは思わず、スルーしてしまうんですね。

生活や趣味や嗜好がバレます。気をつけましょう。


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